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平山朝治教授の中西アルノ論
自らの論文の掲載をめぐって、旧AKS(現Vernalossom)と筑波大学を相手に裁判を行っている平山朝治教授は... 自らの論文の掲載をめぐって、旧AKS(現Vernalossom)と筑波大学を相手に裁判を行っている平山朝治教授は中西アルノ先生にかんするブログ記事を数多く執筆している。 その感想については後に述べるとして、まずは『平山朝治著作集 第4巻 「家」と個人主義 ―その伝統と今日』に収録されているⅡ「絶望から希望へ」の5章「森高千里“妹の力”の深層」、6章「アンチシンデレラ・浜崎あゆみ ―父性なき時代を生きる小公女」の感想を書いてみる。 森高にかんする論文は、よくできていて、「これはちがうな」という内容ではなかった。一方、浜崎にかんする論文は、「ちがう、そうじゃない」感に溢れていた。理由は簡単で森高論文は、森高千里本人とその周りの人々が話した内容で構成されており、オイラもほぼ同じ情報を共有しているから、違和感がない。一方、浜崎論文は、浜崎あゆみ自身が自分についてほとんど語らないので、彼女の歌詞から