ガラス温度計の浸没

温度計の示度に対する浸没の効果 ガラス温度計に何も書いていなければ（つまり普通のガラス温度計では）、 目盛りの所までを測定する温度にした状態（全浸没）で、温度計の目盛り付けがなされています。 ですから測定に当たって、温度計の目盛り部分が測定する物体と異なる温度になっていると、温度計の示度は影響を受けます。 特に有機液体温度計（アルコール温度計）では、 たとえば測定している物体の温度が 100 ℃で、0 ℃～ 100 ℃の目盛りの部分が室温 20 ℃になっていたとすると、 約 8 % 程度、8 ℃ほど低めに温度を読むことになります（「温度を測る話」参照）。 これは実験室で使われるガラス温度計の精度（約～1 K）を大きく上回ります。 小学校の理科の授業でビーカーの中で沸騰する水の温度を測ったりする際など、 この浸没の影響はかなり大きく現れているはず（小さなビーカーを使っていたら 100 ℃近く

[phallusia]

ふむ，こんなに差が出るとは知らんかった。そういえば習ったことないなぁ。

[yshl]

そんなに違うのか

[another]

言われてみれば確かにそうだ。語り継がねばならない「常識」。

[nyomonyomo]

アルコール温度計の先っぽだけで温度を測ると正確に温度を測ることはできない

[shoG3]

これは知らなかった。

[shozzy]

知らなかったー。

[zyugem]

水温を測るときに液柱を沈めるって，確か・・・教わったっけ？

[chromoni]

中学校の先生は教えてくれなかった気がす。 / その頃の実験は現象の観察がメインで精度を求めていないからか？

[mobanama]

あんまり認識してなかった。反省。

[nekoluna]

ガラス温度計の温度補正の話　某所で１０年以上にも渡って間違った計算式で温度補正をしているのを見たときは頭が痛くなった。わかる人が一目みたらわかるレベルなのに・・。目の前で導出するまで信じてもらえなかた