ひとでなしの猫 オリヴァー・サックス 『幻覚の脳科学 見てしまう人びと』 大田直子 訳 （ハヤカワ・ノンフィクション文庫）

「脳は現実の束縛から解き放たれると、レパートリーにあるどんな音でも、像でも、においでも、つくり出すことができて、複雑な「ありえない」組み合わせにすることもある。」 （オリヴァー・サックス 『幻覚の脳科学』 より） オリヴァー・サックス 『幻覚の脳科学 見てしまう人びと』 大田直子 訳 ハヤカワ・ノンフィクション文庫／ハヤカワ文庫 NF 〈NF519〉／8164 早川書房 2018年3月25日 発行 2021年5月15日 2刷 382p＋1p 文庫判（トールサイズ） 並装 カバー 定価（本体1,040円＋税） カバーデザイン：坂野公一（welle design） 本書「訳者あとがき」より： 「本書は、脳神経科医であり多くの魅力的な医学エッセイで知られるオリヴァー・サックスの最新作 *Hallucinations* （二〇一二年刊行）の全訳である。」 オリヴァー・サックスの本はある意味「あるあ