高松市中央図書館：視覚障害者サービス室運用 音声パソコンや点字プリンター ／香川 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

高松市中央図書館（同市昭和町１、馬場朋美館長）が１２日、視覚障害者のための音声パソコンや点字プリンター、再生機などの機器を設置した「視覚障がい者サービス室」の運用を始めた。早速、県立盲学校（同市扇町２）の生徒らが訪れ、機器を利用した。【吉田卓矢】 機器は、東京の民放番組のチャリティー委員会から寄贈された。再生機は、「走れメロス」（太宰治）や「雪女」（小泉八雲）など同館にある専用ＣＤ２５枚を再生できる。音声パソコンは、入力した文字や操作を音声で読み上げる他、入力文字を点字に変換できる。点字プリンターで、点字印刷も可能。そのほか、拡大読書器などもある。 生徒らは「注文の多い料理店」を教諭に読んでもらい、それを音声パソコンに入力し、点字印刷するなどしていた。中学部１年の山下恵君（１２）は「学校にもある機材なので使いやすい。図書館を利用したい」。同校の大川仁校長は「図書館の利用機会が広がる。授業な

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「機器は、東京の民放番組のチャリティー委員会から寄贈された」