秩父鉄道：踏切２２日から閉鎖 大学生事故の熊谷－持田駅間、住民の理解得る ／埼玉 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

９月に大学生が電車にはねられた熊谷市曙町２の秩父鉄道の踏切について、市と秩父鉄道は、２２日から閉鎖すると決定した。現場は警報機も遮断機もない第４種踏切で、廃止へ向けて地元住民との協議が進められていた。 事故があったのは、熊谷－持田駅間の持田第２４踏切。約７０メートルの地点には警報機と遮断機が設置された第１種踏切がある。市などは１０月、住民を対象に説明会を開いたが、参加者の一部から「なくなると不便」と反対意見があった。市によると、その後話し合いによって理解を得られたという。 秩父鉄道は１５日、閉鎖を予告する看板を現場に設置した。２２日からは踏切内に人が入れないよう柵が設けられ、１２月下旬にはガードレールが設置されて完全に廃止となる。 １６日現在、秩父鉄道には第４種踏切が１０２カ所あり、９９年以降１３人が死亡している。【藤沢美由紀】

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熊谷市曙町２の秩父鉄道の踏切について、市と秩父鉄道は、２２日から閉鎖すると決定した。現場は警報機も遮断機もない第４種踏切