国交相：インドに新幹線売り込みへ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

前田武志国土交通相は１１日、高速鉄道構想を抱えるインド訪問のため日本をたった。２日間の日程で、トリベディ鉄道相らと会談して日本の新幹線の売り込みを行う。 経済成長著しいインドでは現在、全土で６路線（総延長約３８８０キロ）の高速鉄道整備構想が浮上しており、事業化に向けた予備的な調査が５路線で行われている。このうち４路線の調査は欧米系企業などが落札し、日本勢は出遅れていた。 しかし、昨年７月に中国浙江省で高速鉄道衝突事故が発生したこともあり、１９６４年の開業以来重大事故のない新幹線システムについてインド政府が日本に説明を求めるなど、同国内で安全性重視の意識が強まった。 そして同国南部の都市チェンナイとハイデラバードとを結ぶ路線（約７８０キロ）の調査については昨年１２月、初めて日本勢が優先交渉権の獲得に成功。国交省は「巻き返しの好機が到来した」（鉄道局）とみて、国交相自ら売り込みを行うトップセー

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