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記者の目:大震災復旧ボランティア体験記=倉重篤郎 - 毎日jp(毎日新聞)
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記者の目:大震災復旧ボランティア体験記=倉重篤郎 - 毎日jp(毎日新聞)
◇ささやかな達成感 共有したい 政治記者としての永田町ウオッチをしばし中断、宮城県石巻市を訪れボラ... ◇ささやかな達成感 共有したい 政治記者としての永田町ウオッチをしばし中断、宮城県石巻市を訪れボランティアを体験してきた。わずか3、4日のことではあるが、感じたことを報告したい。 内閣不信任案騒動から続く永田町のゴタゴタを見るにつけ、「そんなことをしている暇があるのならボランティアで現場へ行って泥のかき出しの一つでもしろ。そのほうがよっぽどお国のためになる」と政治家たちに毒づくことが多くなった。なら自分でしてみろよ、と考えたのが理由の第一。退職した記者OBから「生まれて初めて人から感謝された」と聞かされたことも背中を押した。 住んでいる東京都多摩市の社会福祉協議会(社協)がボランティアを募集した。1チーム8人、3泊4日、12クールを間断なく続け、被災地に安定した労働力を届けるという。聞けば、他の市区町村でも社協が類似のツアーを組んでいる。阪神大震災に比べて今回はボランティアの絶対量が不足し