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発信箱:政治に何を求めるか=倉重篤郎(論説室) - 毎日jp(毎日新聞)
今回の代表選で民主党は二つのストレステスト(安全評価)に耐える必要がある。 一つは、「政治とカネ」... 今回の代表選で民主党は二つのストレステスト(安全評価)に耐える必要がある。 一つは、「政治とカネ」である。本命といわれる前原誠司氏は、在日外国人からの献金問題を追及され外相を辞任した経緯がある。他の候補についても、メディアと野党・自民党による執拗(しつよう)な身辺調査が行われるはずだ。もともと野党時代の民主党が得意とした政府・与党攻撃の主要兵器である。因果応報と受け止めるべきだろう。 もう一つは、いわゆる小沢(一郎元代表)問題だ。この20年余、常に永田町の政争のど真ん中にいた、この希代の政局職人は、今回もまた100人前後の私兵を手に虎視眈々(たんたん)と影響力行使を狙う。厄介なパワーである。寄ると「小沢支配」と言われ、離れると足元が揺さぶられる。「民主党は小沢問題を卒業せよ」との圧力もかかる。 いずれのテストも、安直な処方箋はない。「政治とカネ」については、徹底した情報開示と誠意を持った説
2011/08/25 リンク