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福島第1原発:県民の外部被ばく調査にSPEEDI利用 - 毎日jp(毎日新聞)
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福島第1原発:県民の外部被ばく調査にSPEEDI利用 - 毎日jp(毎日新聞)
政府の原子力災害対策本部は28日、東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が全県民を対象に実施する... 政府の原子力災害対策本部は28日、東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が全県民を対象に実施する被ばく線量調査に役立てるため、事故発生初期の県内全域の放射線量分布図を作ると発表した。データがない部分は「緊急時迅速放射能影響予測システム」(SPEEDI)で予測し、その値で補完する。 この分布図を基に、住民がいつどこにいたかを示すデータを入力すれば、その人の外部被ばく線量が自動計算されるシステムで、早ければ1カ月で稼働するという。 同本部によると、同原発の20キロ圏内では地震直後から3月16日まで、停電などにより大気中の放射線量が測定できなかった地点が多く、被ばく量推定の支障になると予想される。そこで、経済産業省原子力安全・保安院が推定した放射性物質の放出量を基に、SPEEDIを使って当時の各地の空間線量を予測する。対象期間は3月12日午前9時~同18日午前0時。【岡田英】