クローズアップ２０１１：ギリシャ混迷、Ｇ２０振り回す 成長戦略など、かすみ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

４日に仏南部のカンヌで閉幕した主要２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議（サミット）は、欧州債務危機の発火点であるギリシャ情勢に振り回された。世界全体の成長戦略・雇用対策・通貨制度改革・金融規制改革は、ほとんど話し合われることなく、危機克服の切り札である欧州金融安定化基金（ＥＦＳＦ）増強に不可欠な新興国の協力取り付けも不発に終わった。０８年秋のリーマン・ショックを機に、世界の国内総生産（ＧＤＰ）の８割を占める２０カ国の首脳が集まり、危機対応や成長戦略を話し合うサミットの意義自体も問われる異例の展開になった。【カンヌ伊藤智永、谷川貴史、会川晴之】 ３日午後に開幕したＧ２０サミットは、ギリシャ内政の混迷との同時進行だった。会議の傍聴者によると、「首脳たちには、最新情報が頻繁に報告されていた」という。ある欧州首脳が会議中「パパンドレウ氏がこのまま首相の座に居続けるのは難しい状況だ」と、未確定情報を勇み

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「野田佳彦首相は「もはや財政・金融問題というより政治の問題だ。日本は欧州の政治指導力が発揮されれば協力を考える」とクギを刺し」／欧州「日本に言われるなんて悔しい…でも(ry

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（ｷﾘｯ＞野田佳彦首相は「もはや財政・金融問題というより政治の問題だ。日本は欧州の政治指導力が発揮されれば協力を考える」