米下院委：「自動車安全法案」可決 制裁金大幅引き上げ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

トヨタ自動車の大規模リコール（回収・無償修理）問題を受け、米下院エネルギー・商業委員会は２６日、自動車会社に科す制裁金の上限の大幅な引き上げなどを柱とした「自動車安全法案」を可決した。法案は下院本会議に送られ審議される。 法案は、制裁金の上限を１６４０万ドル（約１５億円）から２億ドル（約１８０億円）に引き上げ、道路交通安全局（ＮＨＴＳＡ）にリコールを命令する権限を付与するとした。 また、ＮＨＴＳＡの機能強化資金を賄うため、新車１台当たり３～９ドルを課税し、アクセルよりもブレーキの機能を優先させる仕組みの導入を義務付けることも盛り込んだ。（共同）