偏見を獲得すること - レジデント初期研修用資料

「使える」人、能力を持った人という考えかたは、「問題の解決にあたって実用的な偏見を獲得した人」と言い換えてもいいのだと思う。 頭の棚は便利 知識を習得する際に、「この知識はこの場所に」という、頭の中に知識の居場所を作ってから教科書にあたると、勉強が捗るような気がする。知識の居場所を作るということは、要するにその分野をあらかじめ概観することだから、これはある意味当たり前ではあるにせよ。 ある分野の勉強自体が仕事になっている人達は、誰もがたぶん、頭の中に脳内地図みたいなものを作っておいて、その地図に従って知識を格納している。教科書や論文は、知識の居場所を作らないまま、ただ漠然と読んでしまうと、せっかくの知識が頭に残らない。獲得した知識をどんなルールで配列、格納しているのか。そうした配列の考えかたを、いつ、どうやって知ったのか。配列の一番最初、「空っぽの棚」に相当するものを、頭の中にどうやって作

[fromdusktildawn]

自分の理解できないものを全否定して自分の理解できるものだけを自分の理解できる形にオレオレ解釈することで3割外すけど７割は判断が速くエネルギッシュで集中力が高くすごく仕事の出来る人って、ときどきいる。

[hokuto-hei]

偏見＝価値観//醜いアヒルの子の定理によれば、全ての述語は同じ類似度を持つ。結果、偏見・価値観で類似度に重みを付けないと分類すらできない。

[rakusupu]

赤旗を読むようになって"赤旗の偏見"を獲得したら他の新聞の読み方が少し変わった、こういうことだと思う。　/学校教育だと、それをどれだけ普遍で妥当で社会的に害のない偏見を教えるか苦心する気がした。

[BIFF]

これは本当に面白い考察。読みながら何度も頷いた。「意思決定」でも、速度と柔軟性のトレードオフがみられる。優れた経営者には、状況に応じて速度重視と柔軟性優先のモードを切り替えている人が多い。

[vialavida]

"「使える」人、能力を持った人という考え方は、「問題の解決にあたって実用的な偏見を獲得した人」と言い換えてもいいのだと思う"　言い換え過ぎでは。土台に自己肯定感や客観性を欠いていると専門馬鹿で終わる。

[soratobi_neko]

これは色々と、そしてかなり役に立つ記事でした。

[photoandart]

参考書というものは、「必要な知識を分かりやすく伝える」という問題に対峙した人が、それに最適な配列を行った知識の集積。必ずしも、「受験問題を解く」ために最適になっているとは限らない。

[ykawawa]

興味深く拝見しました！恥ずかしながら自分の弱点であり、欠けていた視点そのものだなあ、と思います。 RT @echonosuke: 先日、川和さんと同じような話をしました。気づくのが早ければ早いほど有利。 「偏見を獲得すること

[tkmkz]

「学習とは、自らの偏見に基づいた、断片的な知識の再配列に他ならない。」／いきなり教科書・参考書にあたるのは、与えられた課題を乗り越えるには向かない。「偏見」は知識の居場所の選定。

[kaorun55]

「勉強の効率が悪い人にとって、勉強というものは、「すでに配列された本棚ごと自分の部屋に運び入れること」に相当する。効率よく学ぶ人にとっての勉強は、「床にばらまかれた本を自分の棚に並べ直す」作業なのだと

[airj12]

高学歴で資格もたくさん持ってるけど全く仕事ができない人が珍しくない理由はこれなのかなー

[namawakari]

確かに、素人理論を持っている人は、どんなことでも自分の理論に当てはめてモノにしてしまう印象がある。

[saka39]

“学習とは、自らの偏見に基づいた、断片的な知識の再配列に他ならない。教科書の配列をそのまま受容することは「暗記」であって、学習とは違う。偏見を持たない人は、裏を返せば学べない。”

[takets]

効率よく学ぶ人にとっての勉強は、「床にばらまかれた本を自分の棚に並べ直す」作業なのだと思う。最終的にできあがるのは「本の並んだ本棚」であるにせよ、その意味合いはずいぶん違う。

[toshikaz55]

「効率よく学ぶ人にとっての勉強は、「床にばらまかれた本を自分の棚に並べ直す」作業なのだと思う」 "偏見を獲得すること - レジデント初期研修用資料"

[Donca]

✔ 偏見を獲得すること

[lucifer_af]

「恐らくは柔軟さと学習速度とはトレードオフの関係にあって、「偏見無く柔軟に」頑張った人は、結局学べないのではないかと思う」