お江戸知ったかぶり辞典

いわゆる拷問。当時は自白がとても重要だったが、自白強要の為の拷問は 役人の力量を疑われる為、あまり行われなかったらしい。ただ火盗改めの牢問いはかなり苛烈だったようだ。牢問いには老中の許可が必要。勝手には出来ないの だ。 やっぱり物語的に拷問は必須でしょう。ちなみに昔の牢屋は未決囚の収監 所なので、のほほんと三食昼寝付き…という訳じゃない。流罪か斬罪か…。事前調査した上での入牢なので、無罪放免はまずないでしょう。多吉がすぐ大牢に入 れられなかった訳は…やっぱり物語的に…ねえ…。（花鳥使9）