知名度はバブルになりやすく、ロングテールにこそたくさんの実力者が埋もれている - モジログ

西村肇の発見は、私にとって特別な「固有名詞」の発見だ。 その人を発見して、文章を読み込んでいってこれほど興奮したのは、 おそらく梅棹忠夫とか、甲田光雄以来だと思う。 西村肇にしても、梅棹忠夫、甲田光雄にしても、もう老人といっていい年齢だ。 こういうすごい人の存在を知らずに私は過ごしてきたかと思うと、情けなくなる。 まさしく「ヘタな考え、休むに似たり」だ。 そして、私が知らないすごい人はまだまだたくさんいるに違いない。 日本だけでなく、当然海外にもいるだろうし、 すでに死んでしまった歴史上の人まで入れれば、それこそ無数にいる。 しかしむずかしいのは、こういう特別な「固有名詞」との出会いは、 「属性」的なフィルタリング、効率のいい発見の方法がないという点だ。 とにかくその人の書いたものを直接読むしかない。 西村肇は東大、梅棹忠夫は京大、甲田光雄は阪大を出たかもしれないが、 西村肇、梅棹忠夫、甲

[norinoring]

日本のロングテールに価値ある人がたくさんいるかも

[ayustet]

特に日本は、「みんなと同じことをする」傾向が強く、自分自身の考えで判断する傾向が弱いので、

[albat]

特別な「固有名詞」は発見しにくいが、そこには有益な情報が示されている。

[j0hn]

つまりロングテールよりも、ヘッドに入ってるほうが「得」ってことだな。

[another]

掘り出し者。

[setamise]

極めて同感。このエントリの"有名バブル"の話は、『デジモノに埋もれる日々: 「大衆は無知であれ！」～（省略）』のブクマコメントにあった"情報収集/判断をアウトソーソングする"の話と本質的に同じ現象ですね。

[memoclip]

小説、漫画もそうだよなー。「私の知らない素晴らしい作品は、きっとあなたが読んでいる」だったけな。

[Aoba]

これが現在の検索の弱点。真のパーソナライズドサーチというのは、個人が欲しいと思う情報（＝ピンとくる情報）を発見できる仕組みなんだけど…作れないかな？

[hamasta]

これをはっきり言うと、日本の技術者は凄まじく割安株。青田買いしたのは中国と韓国(のサムスン)。気づかなかったのはほかでもない国内企業、、、

[makitani]

「特に日本は、「みんなと同じことをする」傾向が強く、自分自身の考えで判断する傾向が弱いので、過大評価されるバブルと、過小評価されるロングテールの「格差」がつきやすい。」