エボラ出血熱で死者1900人超 患者の脱走騒ぎも

WHO（世界保健機関）のチャン事務局長は3日、西アフリカでのエボラ出血熱の死者が1900人を超えたことを明らかにした。そして、感染が確認されたか疑われる患者数は約3500人に上っているという。チャン事務局長は「感染は我々の努力を超える速度で拡大している」と危機感を示した。一方、リべリアの首都モンロビアでは、隔離施設から逃げ出した患者が、こん棒を片手に市場をうろつく騒ぎも発生した。この患者は医師の説得も聞き入れず、黄色い防護服に身を包んだ職員に取り囲まれた。 モンロビアの住民：「リベリア政府に隔離施設をここに作るなと言っていた。脱走者が街中で吐いたりしたのはこれで5人目だ」 結局、最後は力ずくでトラックの荷台に乗せられ、隔離施設に連れ戻された。

[frothmouth]

“リべリアの首都モンロビアでは、隔離施設から逃げ出した患者が、こん棒を片手に市場をうろつく騒ぎも発生した。この患者は医師の説得も聞き入れず”