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「百花深処」 <平岡公威の冒険 4>|茂木賛の世界
平岡公威(ペンネーム三島由紀夫)は、その晩年に『日本文学小史』という評論を残している。昭和44年(1... 平岡公威(ペンネーム三島由紀夫)は、その晩年に『日本文学小史』という評論を残している。昭和44年(1969年)8月号と昭和45年(1970年)6月号雑誌「群像」に連載形式で発表されたもので、初回は「方法論、古事記と万葉集」、第二回は「懐風藻と古今和歌集」、その後昭和47年(1972年)11月に短い「源氏物語」を加え、講談社から単行本として刊行された。その後、昭和57年(1982年)1月に出た『小説家の休暇』(新潮文庫)に収録された。 『日本文学小史』は全体として未完の作品だ。しかし、その第一章「方法論」には、死へ傾いていく彼の晩年の思考過程の一端が示されていて興味深い。そのさわりの部分を新潮文庫版から引用しよう。 (引用開始) マルクスとフロイトは、西欧の合理主義の二人の鬼子であって、一人は未来へ、一人は過去への、呪術と悪魔祓いを教えた点で、しかもそれを世にも合理的に見える方法で教えた点で
2020/11/30 リンク