歯科技工士資格取得の条件・対策

歯科技工士とは、歯科医師の作成した指示書を元に義歯・補綴物などの製作・加工を行う医療系技術専門職のことです。 最近の歯科医療の向上と医業の分業化に伴って、大変高度な精密技工技術と審美感覚が求められています。 歯科医師又は、歯科技工士以外が歯科技工業務を行うことは法律で禁止されています。 今回は、その歯科技工士の資格についてです。 入れ歯や差し歯などを作るのが歯科技工士。 手先の技術は当然ですが、歯科全般の知識も必要になる仕事です。 人工物で歯の代わりになるものを作るということは、工作をするのとはわけが違います。 国家資格が必要なことを考えても、歯科技工士における歯科の知識の重要性がわかるでしょう。 歯科技工士資格試験は学説と実地にわかれています。 学説では解剖学・有床義歯技工学・歯冠修復技工学・矯正歯科技工学・小児歯科技工学・顎口腔機能学・歯科理工学・法規の８つの科目。 実地では全部床義歯