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成熟産業としての経済学 - 『ミクロ経済学の力』
本書は学部レベルの教科書だが、よくも悪くもミクロ経済学は成熟したという印象を受ける。第Ⅰ部「価格理... 本書は学部レベルの教科書だが、よくも悪くもミクロ経済学は成熟したという印象を受ける。第Ⅰ部「価格理論」は私の学生のころとほとんど同じだが、第Ⅱ部「ゲーム理論と情報の経済学」は80年代以降に発展した分野である。大学院の教科書では半分以上が後者だが、本書では伝統的な経済学が7割、残りがゲーム理論などに当てられている。 著者は日本のゲーム理論の第一人者だが、「市場の理論を減らしてゲーム理論を教えるのは、ニュートン力学をはしょって素粒子論を教えるようなものだ」という。学会誌にはゲーム理論の細かい話がたくさん出ているが、新しい発見はほとんどない。今年、スウェーデン銀行賞を受賞したTiroleの書いた1988年の教科書は、いまだにこの分野のスタンダードである。 私のころも宇沢先生が「経済学はもう終わった」といって、大学院に進学しようとする学生の士気をくじいていたが、その後ゲーム理論や合理的予想が出てき
2014/10/24 リンク