巻き戻される構造改革 - 池田信夫

鳩山邦夫総務相の暴走は、自民党内でも持て余し始めたようです。彼が日本郵政の西川社長の更迭にこだわる動機は今ひとつよくわかりませんが、この背景には郵政民営化反対派の山口俊一首相秘書官と、それに連なる官僚の情報提供があるといわれています。要するに、小泉政権の民営化路線を否定し、特定郵便局長会などの昔の集票基盤を自民党に取り戻そうということでしょう。 鳩山騒動ほど注目されていませんが、政策投資銀行の民営化を「見直す」法案が、3日、衆議院の委員会で可決されました。これは民主党の要求に応じたもので、政府が今後とも政投銀の株式の1/3以上をもつことになり、民営化は撤回される見通しです。与謝野財務相は「現在の経済危機を想定せず、思慮が浅かったと反省している。政投銀は政府の大事なツールとして残しておくべきだ」と答弁しました。小泉内閣の政調会長だった彼が、構造改革を何も理解していなかったわけです。 政府系金

[ys0000]

不況の折にわざわざ株を手放す必要はないね／しかし、鳩山氏が何にこだわっているのかが全然見えてこない。詳細を語れよぅ。

[dgwingtong]

かんぽの宿でマスコミに取り上げられ有頂天になってしまった鳩

[kechack]

小泉改革が悪いのであって改革が悪いのではない。また小泉改革だけが改革ではないことをお忘れなく。