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見つめれば照り返しくる眼差しのおなじ深さの瞳に出会ふ 両の手を濡れた土より引き抜けば十指くまなく輝... 見つめれば照り返しくる眼差しのおなじ深さの瞳に出会ふ 両の手を濡れた土より引き抜けば十指くまなく輝いてゐる 過去なんかどうでもよくてこの夏のまぶたに雨を享けてゐるだけ この胸にあるのは炎そしてまた憶えてゐないあなたが燃える ひらと舞ふ野火のやうなり東国の白き額の美しい人 未来年間賞受賞第一作として「冬の銀河」20首を掲載していただきました。 さるすべりの花殻は手に溢れつつ悲しみをまたかなしんでゐる ふつつりと途切れた箇所から惜しみなく光を洩らすランドルト環 かたつむりは進化論の先端をゆく銀いろの航跡曳きながら いつしんに光をはじく鱗もつ海とは体躯のおほきな魚 その光その鋭さでわたくしの瞼をいつそ縫ひ留めてくれ 黄昏は暁に逢ふこともなくその生涯を暮れてゆくのみ 一歩また一歩と末期(まつご)に寄るこころ振り向くならば花の季節に 地平から穏やかに陽は射しこんで朝はこの部屋を美しくする 仏語からは