『第35回「ソフトシェルクラブはアメリカが本場」』

ザリガニの話をしたついでに、アメリカ南部・ニューオリンズあたりの名物についての話題を続けましょう まずはソフトシェルクラブ 脱皮したばかりのブルークラブ（ワタリガニの一種）を殻のままフライにして食べる、あれです このソフトシェルクラブには食いしん坊として真剣に考えるべき点があります 今から12～13年前を思い出してみてください 日本のどこのレストランのメニューにもソフトシェルクラブが、お洒落な料理の一つとして載っていたものです それが現在はどうでしょう お気づきではないかもしれませんが、ほとんど目にすることがないのです(￣□￣;)!! なぜでしょうか 自分の経験をお話しすると、私はソフトシェルクラブを、若い頃アメリカ南部での遊学時代に初めて食べました そのときの印象は、非常においしい、珍しい料理だなというもので、悪い印象は皆無でした ところが、だいぶあとになって日本で初めてソフトシェルクラ

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2016年6月の記事 / "ニューオリンズ周辺でソフトシェルクラブが名物になった理由は、カニを育む肥沃なミシシッピ川と、黒人の安価な労働力" / 最近鍋弾丸でも見た「黒人労働力で下ごしらえして白人が食う料理」やんけ！