鉢嶺登『オプトの歴史と逸話30 ～合宿で１つに（2000年）』

2001年夏に役員4人で合宿を行なった。 秋から当社のアドバイスをしてくれるようになっていた“ご意見番”の岡村勝弘さんの勧めによる。 その年は2億円近い赤字を出している最中で、合宿のためにホテルを借りるコストを掛ける余裕など無かった。 しかし、岡村さんの再三の薦めで渋々ホテルでやることになった。これが非常に重要な合宿になる。 合宿でやったことで最も印象に残っていることは役員4人の個人的夢の共有。 4人の夢は当然ばらばら。将来は作家になりたい、大学教授になりたいなど。 それゆえやりたい方向が常にぶれていた。 そこで個人の夢を全部ぶちまけた上で、どうやったら皆の夢の実現に近づくかを議論。 その結果、「オプトを上場させること」となった。上場までの経験等が個人の夢の実現にも近付き、社員や取引先、社会全てがプラスになる事と皆が腹落ちした。具体的には「３３３計画」（3年後に売上30億円営利3億円で上場

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“4人の夢は当然ばらばら。将来は作家になりたい、大学教授になりたいなど。 それゆえやりたい方向が常にぶれていた。”