「風立ちぬ」批評〜宮崎駿が描いた美しい日本/宮崎駿は左翼ではない〜 - アニオタ保守本流

※当記事に基本ネタバレはありませんのでご安心を（笑 ・光と闇の戦前日本こそ美しい 「風立ちぬ」を公開初日に観た。この作品の中で、宮崎駿は戦前の日本を実に美しく描いた。それは、青々とした水田であったり、日本家屋で統一された町並みであったり、レンガの橋梁や或いはまだ戦災で焼ける前の帝都東京の姿であった。 しかし、宮崎は本作の中で、戦前の日本の暗部をも見事に描き出している。美しい田園のすぐ傍らに存在する都市貧民や失業者。関東大震災での破壊と、金融恐慌の只中で不安に揺れ動く大衆達。「どうしてこの国はこんなに貧しいのだろう」という主人公の台詞の通り、「風立ちぬ」の中には、眩しく光る戦前の日本と、陰惨な闇の戦前が見事に同居している。 宮崎駿の一貫したテーマは、『風の谷のナウシカ』の時から普遍である。特に漫画版ナウシカがそうであるように、「人間や文明は美しくなければならない」という設計主義的な考えを全否

[maturi]

"低く唸る人間の地鳴りの声と、夢を載せた人類最先端の科学の結晶であるはずの航空機のエンジン音には、実は同じ破壊という魔物が住み着いているのである。" どや

[baisemoi_bullet]

アニオタ保守本流のこの批評には同感だが、「ごく当たり前の事」を論じてる様にしか見えない。これ読んで「目から鱗が落ちた」って、今までどんだけ鱗貼り付けてたのかっていう　「風立ちぬ」批評～宮崎駿が描いた美

[ch1248]

良批評。

[quabbin]

それ左翼やない、マルクス史観や。とか言おうとしたが、それともちょっとずれていた。/後半の話が面白い。

[sakimoridotnet]

観たら読む。

[nuryouguda]

人間の生活にきれいな部分と汚い部分があるのは当たり前で、それを見ただけで泣く程のことかなあ。淡々としてたので、いまいち盛り上がれなかったです