奇妙な感覚

帰りの電車に乗り、着席してうたたねしていた。 はたと気がついたとき、私を取り囲んでいた人々が微妙に生温かく感じた。 彼らの身形や態度は普段は刺々しく、自分からはあまり近づかないようにしているのだが、今日はそんな人ばかりが周りに集っていた。しかも雰囲気が温く、なんだか馴れ馴れしいのだ。 異世界に飛んだら多分、こんな気分になるのだろうなと思う。 世界は何にも変わらないように見せて、それでいながら脳内ラジオのチューナーがこっそり別の周波数を選んでいる。 前もこんな体験があった。10年くらい前の、夏のこと。 あのときは気づかなかったけれど、多分私はあの日異世界に飛んだのだ。 なぜならその日から、ただの淡泊なイメージしかなかった世界は、敵意と悪意に満ちた汚いものへと変貌していったからだ。 私の戸惑いと嫌悪を察したか、多くの人が、変わってしまった。 去っていくものもいたし、ギラギラした眼で追いかける人

[Fushihara]

暖かかったのは私のパンツであったって脱糞ネタを期待したんですが

[dynamicsoar]

関係ないけど、amazonで「異世界」で検索したらタイトルに「異世界」が含まれる本（ほとんどラノベ？）が異常に多くてびっくりした。内容が異世界っぽいとかよりタイトルに含めることが売上に重要なのかなぁとか

[QJV97FCr]

この時期はエアコンの温度調整がうまくない車両が時々あるね

[todo987654321]

それ弱冷房車や

[sitsucho777]

歩いているとなんだか見られてる気がして、じつは社会の窓が開いているんじゃないかと考えるのだけど人目が気になって股間に手を伸ばせないでいる時ってあるよね。今朝も開きっぱなしだった。

[denimn]

スマホでイヤホン付けて動画みてたら本体から音が漏れてたんだろ。xvideosは家で見た方が良いよ。

[star_123]

前にも書いてた人だと思うけど、いいっすね

[nowa_s]

世界の被膜に罅裂が入って崩落する予感のような、生温さ。実は今いる敵意と悪意に満ちたそこは異世界ではなくて単なる元の世界なのかもしれないけど、異世界だと信じた方が、心は安らぐ

[quick_past]

昔の小学校だと土曜日が午前中で終わりだったんだけど、そういう時の雰囲気かな。なんかみんなどこか浮ついてうきうきしてるみたいな。

[nomitori]

いい増田。

[hungchang]

「いつも通りの空気」というのは10年前から変わってしまった「敵意と悪意に満ちた汚い」「異世界」という理解でいいのかしら。帰りの電車に乗っていたはずの増田が、なぜ先程家から出たのかも謎い。

[sabacurry]

何かしらのスタンド攻撃にあっていた

[Sediment]

自分の気分次第なんだろね

[htnmiki]

こわい

[new3]

冷房のかかっていない、満員でもなく梳いてもいない、人が少ないようで多い車両の空気

[death6coin]

「なぜならその日から、世界は敵意と悪意に満ちた汚いものへと変貌していった」　増田のいう世界とは半径何キロメートルのものなのだらうか

[cloq]

好き。