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彼女の小鳥
ある日、同棲中の彼女が小鳥を買ってきた。インコではない。 スズメ程度の大きさで、嘴が尖ってて赤くて... ある日、同棲中の彼女が小鳥を買ってきた。インコではない。 スズメ程度の大きさで、嘴が尖ってて赤くて体は灰色。文鳥という鳥らしい。 いきなり連れてきたわけではなく、前々から鳥を飼いたい飼いたいと言っていたのを、最近俺が同意したために彼女が購入してきた次第である。 以来、彼女は鳥にブンちゃんという安直な名前を付け、甲斐甲斐しく世話を焼いて可愛がっている。 文鳥はヒトの皮膚を食べる癖があるらしく、指に止まってはささくれをむしりとる。これが実に痛い。しかしこちらが嫌がっても鳥はキョトンとしてこちらを見るだけなので怒る気も失せる。もちろん彼女もこれをやられる訳だが、ニコニコしてされるがままになっている。 普段は自分から鳥に構うことは無いが、朝出かける前少しだけ話しかけてみた。すると、鳥頭なりに話しかけられていることはわかるようで、「ピッ」なんて返事をする。 二人と一羽の生活は、なかなか悪くない。
2017/07/07 リンク