『「男」に「男」は救えるか？』の『さらざんまい』の根本的な誤読について

https://font-da.hatenablog.jp/entry/2019/06/21/190301 タイトルからはわかりにくいが、本論はアニメ『さらざんまい』の感想。 が、この記事の評者は根本的に本作を誤読している。 "ここのところ、はてなの匿名ダイアリーで、（シスヘテロの）男性と男性の関係についての、男性の書き手による記事が次々と公開されて、ブックマークを集めている。"という書き出しからゲンナリさせられるが（一生、インターネットを見るだけで終わるお前の人生）、 「主人公の少年３人がその繋がりを支えに未来に進む」という結末の解釈はごく妥当なものに思える。 しかし、その妥当性は表面的なものだ。 本論をざっくりまとめると「男同士が女同士のように関係を築きにくく、そのため現状、男性間では人間関係が支えになりにくい。『さらざんまい』はそれを問題提起した」というものだ。 これはセジウィックの

[maturi]

さらざんまいと違国日記と凪のお暇

[anmin7]

拙者「違国日記」すきすき侍。槇生が小説家として生計を立てているのはまさに「生きづらさ」ゆえだが、だからと言ってその生きづらさから逃れられてはいない。増田はその独りよがりな考え方から完全に誤読している。