大学二年生の、春休み。

隣で母親が祖母にブチギレるのを壁越しで聞きながらそれを打ち消すようにイヤホンを耳に差し込み斉藤和義の「やさしくなりたい」を聞きながら、就職出来ずにニートになってしまうんじゃないかと自分の未来に怯える日々。 私にとって母親は大切で尊敬できる、私に最も優しい人で、大好きなんだけど、この瞬間の母親はあんまり好きじゃない。 自分にとって優しい人が誰かに優しいわけじゃないし、善人が本当に善人ってわけでもなくて、生理的に許せない存在はあるんだな。 私は母親に似てるって言われるとちょっとだけ嬉しい気も起きるけど、母親は祖母に似てるって言われても全然嫌そうだ。 私は、あまり人の好き嫌いがない方だった。 相手を好きになったり、嫌いになったりとか、物を好きになったり、嫌いになったりするのは苦手で、なんでも受け入れたい、という気持ちがある。特に、悪人でも、嫌いになれないことが多くだ。「アイツは悪いやつだから好き

[ffrog]

十分に有意義

[kogumaneko335]

「えっ、サイバーメガネ氏歌作ってたのか」と一瞬思ってよく見たら「斉藤和義」だった。

[timetosay]

えらいなぁ。　私がハタチぐらいの頃は、白か黒か！丁か半か！みたいな価値観だった。　グレーとか、割り切れないことを、見向きもしなかった。／　親の全能感がないのも、それはそれで良いのかも。

[kuzudokuzu]

ニートは定義上バイトでもしてれば除外されるし、そうでなくても35歳になったら自動的に除外されるから。根本的な解決ではないが、時が解決してくれる問題ではある。

[pbnc]

大学二年の春…新宿鮫シリーズを一から読んでたような覚えがあるw

[fujiriko59]

家族同士の罵り合いは子供にはなかなかこたえるけど、逆に見ればそうでもなければそのことについて深く考えないし、それも人生かなあ。

[wdnsdy]

親をかなり嫌いになりかけてて、必死に色々と言い訳して嫌いだという気持ちをどこかへ押し込もうとしてるようにも見えなくもない…

[matsuedon]

いい意見だと思った。