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コミケに負けた女の話
今日はクリスマス・イヴだ。 恋人や家族と過ごす人も、友達と過ごす人もいるだろう。 はたまた新宿へ呪... 今日はクリスマス・イヴだ。 恋人や家族と過ごす人も、友達と過ごす人もいるだろう。 はたまた新宿へ呪術廻戦0を見に行き、百鬼夜行の一部と化しているかもしれない。 一般企業のOLである私は、クリスマスとはいえ平日の金曜日なので普通に仕事である。 毎年、クリスマスになると思い出す出来事がある。 表題の通り、コミケに負けた話だ。 だが私は今まで1度もコミックマーケット、通称コミケに行ったことはない。 負けたというのはコミケの戦場で打ち破れたのではなく、【当時の彼氏が彼女よりもコミケを優先させた】という話である。 毎年クリスマスが近づくたびに思い出す忌々しいにもほどがある記憶なので、いい加減呪縛から逃れるためにも吐き出そうと思う。 数年前、私には彼氏がいた。学部は違うが大学の同級生で、卒業後に付き合い始めた。 (とうの昔に破局しているので、今後は【元カレ】と表記する) 私と元カレは、大学の文芸サーク
2022/01/07 リンク