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ドル箱列車も老朽化「サンライズ瀬戸・出雲」の新型車両問題とは?
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東京〜高松、出雲市を結び、国内で定期運行する唯一の寝台列車として知られる「サンライズ瀬戸・出雲」... 東京〜高松、出雲市を結び、国内で定期運行する唯一の寝台列車として知られる「サンライズ瀬戸・出雲」。週末や繁忙期はほぼ満席の人気列車として知られているが、車両は運行が始まった98年から使用されている「285系」が今も走っている。すでに25年を迎え、通常なら新型車両が投入されてもおかしくない。 だが、未だにそういった話は聞かない。このことは以前から鉄道業界で疑問視されている。その原因として複数の理由が考えられる。 「ドル箱列車とはいえ、寝台列車なので定員数は少なく収益性に優れているわけでもありません。それにこの区間なら飛行機のほうが便利ですし、同じJRでも新幹線+在来線という代替交通手段が用意されている。その時点で新型車両投入の優先度は低くなります」(鉄道ジャーナリスト) また、寝台車は通常の車両より製造コストが高い。しかも、サンライズは瀬戸・出雲で1編成各7両ずつの計14両。現在の3編成分を