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実装のひと工夫で高速化する技術
データ分析の大半は時系列データが対象。ならば、データの持ち方や処理の方法、使い方にひと工夫を。今... データ分析の大半は時系列データが対象。ならば、データの持ち方や処理の方法、使い方にひと工夫を。今回は工夫をした2製品をウォッチ。 近年よく聞く「列指向」データベース。集計処理など必要な列のデータだけがほしいときには有利とされています。さらにひと工夫を加えたデータ構造を持つ製品も出てきています。 IRS V3.1では時系列の範囲検索にデータ構造を最適化 NECの「InfoFrame Relational Store」(以下IRS)は着々と進化を遂げてきています。IRSはRDBが持つSQLインターフェースやトランザクション性能を持ちつつ、KVSが持つスケールアウト性能も持ち合わせた「いいところどり」の製品です。NECによると「SQLでアクセスできるNoSQL」という位置付けです。 NEC システムソフトウェア事業部 シニアマネージャ 白石雅己氏(写真)は「昨年(2013年)の前半あたりは、まだ