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JAL機長、血まみれ骨折でもフライトする理由…安全放棄に支えられた“再建美談”
日本航空(JAL、植木義晴社長)をめぐっては、マスコミは経営の神様・稲盛和夫名誉会長(京セラ創業者)... 日本航空(JAL、植木義晴社長)をめぐっては、マスコミは経営の神様・稲盛和夫名誉会長(京セラ創業者)による”再建美談”一色だが、行き過ぎた利益至上主義の刷り込みとモノ言えぬ雰囲気が社内に広がった結果、「空の安全」さえ脅かされているとの声もささやかれている。国土交通省も事態を注視しており、株式再上場に影響が出る恐れもある。 まず、”再建”の一環として行われたJALパイロットに対する整理解雇の是非をめぐる裁判を見てみよう。3月29日に判決が出されたこの裁判で東京地裁(渡邉弘裁判長)は、解雇を有効と認める判決を言い渡した。「会社の言いなり」(山口宏弥原告団長)とパイロットらが強く反発する同判決には、「空の安全」を軽視するという致命的な欠陥がある。 裁判所が「想定外」と言う事態が、すでに起こっていた? 会社更生手続き中の整理解雇が争われた初の事件として、労働問題や事業再生に携わる専門家はもちろん、
2013/02/27 リンク