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東京五輪、迷走の連続で露呈した招致計画の「ウソ」…いつの間にか消えた「コンパクト五輪」 | ビジネスジャーナル
「コンセプト」とは、物事を進めていく上でもっとも基本となる理念のことだ。あらゆる計画は、コンセプ... 「コンセプト」とは、物事を進めていく上でもっとも基本となる理念のことだ。あらゆる計画は、コンセプトが揺らぐと単なる「予定」に陥ってしまう。そのコンセプトが、2020年の東京オリンピック(以下、東京五輪)にはない。 はじめからなかったわけではない。招致段階では、明確なコンセプトがあった。当初は「Discover Tomorrow~未来(あした)をつかもう~」とうたわれており、「その精神は招致時から今に至るまで一貫して変わっていない」という反論は的を射ていない。これはスローガンであって、コンセプトではない。 招致段階のコンセプトは「コンパクト五輪」。サッカーの予選を除く33の競技会場のうち85%にあたる28会場を半径8kmの中に集中させ、それらを公共交通網で結ぶとともに、このエリアの中に集約的な祝祭空間を創出していくことによって、過去と未来が結びついた都市の姿を浮き上がらせる。そんな理念が、2
2018/10/26 リンク