行動経済学の落とし穴～人間は本当に「不合理」か～｜みがく経営｜日経BizGate

記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 「行動経済学」が注目されています。人間は常に合理的に行動するものだという前提で築かれてきた従来の経済学に異を唱え、心理学に基づき、人間の不合理な経済行動を解明するという学問です。 最近人気の本、『ヘンテコノミクス』（原作・佐藤雅彦氏/菅俊一氏、画・高橋秀明氏）は行動経済学をマンガで解説します。全23話のエピソードで紹介される行動経済学のさまざまな知見は読んで楽しく、興味深いものがあります。 けれども一方で、各エピソードで人間の「不合理」さが明らかにされ、「人間とは、かくもヘンテコな生きものなり」という決めぜりふが繰り返されるうち、「本当にそうかな？」と疑問もわいてきます。 たとえば、第3話で解説される「フレーミング効果」。同じ情報でも言い方を変えると異なる印象を与える現象のこと

[paravola]

不合理というレッテルは、合理的な行動に導いてやろうという思い上がった考えにつながりかねません／もし本当に強制でないのなら、1つの工夫として評価してよいでしょう。けれども実際にはどうでしょうか

[gokichan]

経済学の「合理的」って言葉はもう変更すべきだと思う。バカで単純な経済学者が難しいことを計算できないから仕方なく生み出したモデルのどこがどう「合理的」なのか

[maeda_a]

"人間の行動に「合理的」「不合理」といった、あいまいで誤解されやすいレッテルを貼ることには、慎重でなければならないでしょう"…「合理的」という言葉が曖昧だとかいい意味だとか誤解してらっしゃるようだ．