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デザイン思考は多様性を持つ組織の「共通言語」 | Biz/Zine
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デザイン思考は多様性を持つ組織の「共通言語」 | Biz/Zine
前回の記事では、デザインは問題解決であると定義した。今回は、デザイン思考が問題解決のために異分野... 前回の記事では、デザインは問題解決であると定義した。今回は、デザイン思考が問題解決のために異分野の知性を統合するプロセスであることを紹介したい。そのために、分析的思考と直観的思考の比較、デザイン思考のプロセス例としてIDEOやスタンフォード大学d.schoolで活用されている構造を紹介する。 分析的思考と直観的思考は対極に位置する 一言で言えば、デザイン思考は問題解決のための思考法だ。思考法としてのデザイン思考を理解するために、特徴が異なる「分析的思考」と「直観的思考」をそれぞれ紹介したい。 分析的思考の特徴は「再現性」にある。たとえば、自分の血液型を調べるために検査を受けるとする。その際に、「病院はどこか」「医者は誰か」「検査の時間帯はいつか」などは、結果に一切影響を与えない。何千回検査をしてもA型はA型、B型はB型という信頼できる結果が出る。属人的要素を排除できるため、常に一定の結果が