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『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』白石一文 - 頭の中は魑魅魍魎
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『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』白石一文 - 頭の中は魑魅魍魎
「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」(上下)白石一文 講談社2009年(書き下ろし) 「一瞬の光」でま... 「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」(上下)白石一文 講談社2009年(書き下ろし) 「一瞬の光」でまさに一瞬の光を放った白石一文。その後はどうも読んでもピンと来ない作品が続いた。今回は講談社の創業100周年記念書き下ろし100冊シリーズの一冊であるので、あまり期待はしないで読んでみた。 主人公カワバタは大手週刊誌「週刊時代」の編集長。仕事はできる。妻は東大で発展途上国経済を研究する助教。子供あり。カワバタの目を通して見た、彼の仕事、彼の周りの人、巻き起こる小さな出来事大きな出来事。それら出来事とカワバタの独白・考えがパラレルに読者を襲う。最初は藤原伊織の傑作「シリウスの道」的、王道サラリーマン小説かと思ったが、全く違う。エロ&官能を難解な言葉でコーティングした似非エロ小説かと冒頭思ったが、全く違う。 一つ一つの言葉が刃のように突き刺さってくる。卓越した技を持った刀匠が時間をかけて作り上げ