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嘘をつく話 - 陰陽師的日常
以前、幼稚園に入ってまもなく、お弁当のことで嘘をついた話を書いたことがあるが(「晩ご飯、何食べた... 以前、幼稚園に入ってまもなく、お弁当のことで嘘をついた話を書いたことがあるが(「晩ご飯、何食べた?」)、家ではもっと小さい頃から嘘をよくついていた。そのことで母にもずいぶん怒られたし、自分でも恥ずかしいことだと思っていたのだ。それでも、失敗したら怒られる、となると、その失敗を隠したくなるし、幼稚園の友だちが、新しいお人形を買ってもらった自慢を聞けば、「わたしだってこんど買ってもらうの」と、つまらない見栄をはったこともある。何のためか自分でもよくわからないのだが、ただ作り話をするのが楽しくて、そういう話をしたこともあった。いつだって後味は悪かったし、人をだまして楽しかったことはない。にもかかわらず、つい、嘘をついてしまう。もしかしたら「虚言症」という病気かもしれない、と思ったこともあった。 後年、倫理学の勉強をしているとき、カントの「殺人者の問いかけ」という例題を知った。 殺人者に追われてい
2008/02/25 リンク