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【佐藤優】資本主義の先にある社会の展望とその可能性 ~労働時間の短縮と人間関係の強化~ - 語られる言葉の河へ
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【佐藤優】資本主義の先にある社会の展望とその可能性 ~労働時間の短縮と人間関係の強化~ - 語られる言葉の河へ
(1)佐藤優がソ連に赴任したのは、1987年8月末だった。 <ソ連社会は、言論・表現の自由が制限さ... (1)佐藤優がソ連に赴任したのは、1987年8月末だった。 <ソ連社会は、言論・表現の自由が制限され、秘密警察による監視が厳しかったことは事実であるが、その中で民衆はたくましく生きていた。ソ連で社会主義の理想が一つだけ実現していた。それは労働時間の短縮だ。工場や事務所が9時に始業し、5時に終業するとする。管理職を除く事務職員と労働者は、9時に家を出る。10時頃職場について、コーヒーや紅茶を飲んで、昨日見たテレビの話をする。11時から仕事を始めるが、12時に昼休みになる。昼休みは1時間だが、その後、買い物に出かけ、職場には2時すぎに戻る。その後、仕事をするが、ソ連的基準で5時に終業ということは、5時には警備員以外、誰も職場にいないという意味だ。1日の平均的な労働時間は、3~4時間だった。土日は休日で、2ヵ月の夏季休暇を取る。それでもソ連経済が成り立っていたのは、ソ連が資源大国で、主に石油と天