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大人のドラマ/日中国交回復(服部龍二) - 見もの・読みもの日記
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大人のドラマ/日中国交回復(服部龍二) - 見もの・読みもの日記
○服部龍二『日中国交回復:田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書) 中央公論新社 2011.5 1... ○服部龍二『日中国交回復:田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書) 中央公論新社 2011.5 1972年9月の日中国交正常化交渉。政治家と官僚たちは、何を考え、どのように動いたかを、精緻な検証(巻末の注記がすごい)に基づき、再現ドラマを見るように、生き生きと描き出した(これは研究者に対して誉め言葉になるかな?)労作。 当時、私は小学生だった。中国と「国交がなかった」理由も、それを「回復する」という意味も、よく分からなかったが、上野にパンダがやってきて、突如沸き上がった中国ブームは、今でも強く印象に残っている。 日中国交回復のプロセスを理解したのは、ずっと大人になってから、この5~10年くらいの読書による。事を成し遂げるにあたり、田中角栄の力が大きかったこと、田中の「ご迷惑」スピーチの波紋、「不正常な状態」という起死回生策、毛沢東の「ケンカは済みましたか」発言――などは、本書を読む