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文豪の怪談/鼠坂ほか(森鴎外) - 見もの・読みもの日記
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文豪の怪談/鼠坂ほか(森鴎外) - 見もの・読みもの日記
○東雅夫編『文豪怪談傑作選・森鴎外集:鼠坂』(ちくま文庫) 筑摩書房 2006.8 ちくま文庫の「文豪怪... ○東雅夫編『文豪怪談傑作選・森鴎外集:鼠坂』(ちくま文庫) 筑摩書房 2006.8 ちくま文庫の「文豪怪談傑作選」は全4巻。森鴎外のほか、泉鏡花、川端康成、吉屋信子が取り上げられている。鏡花、川端(表題作は「片腕」)は、納得の人選だろうが、え?鴎外が怪談?というのは意外だった。 私の場合、森鴎外に関しては、高校時代の国語の教科書の影響で、「渋江抽斎」(読んでいない)をはじめとする、「歴史其の儘」の史伝小説のイメージが強い。その鴎外に、鏡花や川端と並ぶ、幻想的な「怪談」の名作があるなんて、すぐには信じられなかった。この点、鴎外は「教科書的偏見」によって、ずいぶん損をしているのではあるまいか。編者の「あとがき」によれば、石川淳、日夏耿之介、中井英夫、三島由紀夫ら、如何にも”曲者”の文学者たちが、鴎外の文業を一途に称揚していることが分かる。また、鴎外が、中国の志怪伝小説やら西洋のゴシック幽霊小説