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「花影」をめぐる人々-大岡昇平を読む② - 尾形修一の紫陽花(あじさい)通信
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「花影」をめぐる人々-大岡昇平を読む② - 尾形修一の紫陽花(あじさい)通信
教員免許更新制に反対して2011年3月、都立高教員を退職。教育や政治、映画や本を中心に思うことを発信し... 教員免許更新制に反対して2011年3月、都立高教員を退職。教育や政治、映画や本を中心に思うことを発信していきます。 大岡昇平の「花影」(かえい)は1961年に刊行され、新潮社文学賞と毎日出版文化賞を受けた。銀座で働いていたある女性の自殺に至るまでの人間模様(というか「男遍歴」)を描いているが、読んで非常に感銘を受けた。傑作だと思う。大岡の小説で言えば、(ジャンル小説である法廷ミステリーの「事件」などを除けば)、やはり「野火」と「花影」の完成度が図抜けている。昔は新潮文庫に入っていたが、今は講談社文芸文庫しかない。ちょっと高い(1200円)けど、解説が面白い(小谷野敦)。 この小説は①で書いたように、本来は高校時代に読んでいたはずなんだけど、そこへ至る前に挫折したので、今回初めて読んだ。1961年12月に映画化され、主人公の足立葉子を池内淳子が演じている。川島雄三監督による東宝作品で、長いこ