ギフテッドは天才なのか？ - 治しやすいところから治す－－発達障害への提言

「名は体を表してなくてよかった」本を読みました。 つまり、タイトルを見たら違和感感じたけど、中身は素晴らしかった本です。 「ギフテッド 天才の育て方」（杉山登志郎・岡南・小倉正義著 学研） です。 私は自閉っ子天才論とは一線を画したい人です。わりと。 才能なんてないほうが幸せな面もあるし なんの才能もなくても幸せに生きていける社会がいい社会でしょう。 第一アインシュタインより週５日間４０時間コンスタントに働けて協調性のあるのほうがつぶしがきくよ。 だからこの本のタイトルを見たときは、激しく引きました。 「・・・たまひよ？」とか思って。 でもこれが、とても深い深い深い本だったので、本当に読んでよかったです。 たぶんこの本については、これからもこのブログでときどき書くと思いますね。 で、この本を読んでわかったのは、 そもそも「ギフテッド」→「天才」という訳の仕方が（私にとっては少なくとも）ミス

[kodaif]

"才能なんてないほうが幸せな面もあるしなんの才能もなくても幸せに生きていける社会がいい社会でしょう。第一アインシュタインより週５日間４０時間コンスタントに働けて協調性のあるのほうがつぶしがきくよ。"

[shino-katsuragi]

これは読んでみたい。／「神さまは普通の人が一番好きだから普通の人を一番たくさん作った」という言葉を日めくりカレンダーで読んだのはずっと昔のこと。普通であることも Gift。

[quix_que]

mixiでも2chでも、自称ギフテッドの集まるところでは、「生き辛さ自慢」（本人は自慢のつもりはないのだろうが）が大部分でネガティブな空気でどんよりしてる。

[yotayotaahiru]

私は「ゆとり教育」の理念には賛成してきたけど、２１世紀になってからの義務教育課程はPDDの傾向がある子にとってはかなり厳しいものがあったとも思う。

[BUNTEN]

「協調性のあるのほうがつぶしがきく」あえて迎合性と言い換えた上で同意。▼「発達障害の子どもたち」 http://www.honya-town.co.jp/hst/HTdispatch?nips_cd=9982797557 で、杉山氏にはなんとなく違和感を感じた。この本は未見。