皇居の盆栽

「小葉のずいな」常滑古鏡形鉢 樹齢：70年 樹高：85センチ 一見寄せ植えにも見えるが、株立ちである。木漏れ日の差す明るい林を思わせる盆景だ。 写真は早春の姿。寒樹ながら、幹や枝の曲線には春を待つ樹の生命力がみなぎっている。一本一本に個性的な味わいがあり、競い合いつつ調和するバランスが見事だ。 花期は5月、秋の紅葉も美しい。平たい円形の鉢は奥行きを感じさせる効果もあり、大木感、古木感を引き立てている。 写真: 小葉のずいな。鉢は常滑古鏡形鉢 。 「さんざし」常滑柴泥輪花鉢 樹齢：110年 樹高：76センチ 上へ伸びようとする幹と、しっかりと土をつかむ重厚な根の対比が面白い。丸みのある輪花鉢が、足元を引き締めている。 細かい枝の曲線には躍動感があり、樹齢以上の古木感も醸している。天に昇る竜のようなエネルギーに満ちた樹だ。 花期は5月ごろ。紅色の花が毎年よく咲き、花が終わると、小さい赤い実をつ

[barringtonia]

家光愛蔵の盆栽と言われるものが今でも皇居に残っているとのこと。

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"なかでも「三代将軍」は、名品中の名品とされる五葉松で、徳川三代将軍家光が愛蔵したといわれる歴史的な逸品だ"