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「貧困の戦後史」書評 「社会の病巣」と目をそむけるな|好書好日
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「貧困の戦後史」書評 「社会の病巣」と目をそむけるな|好書好日
貧困の戦後史 貧困の「かたち」はどう変わったのか (筑摩選書) 著者:岩田正美 出版社:筑摩書房 ジャ... 貧困の戦後史 貧困の「かたち」はどう変わったのか (筑摩選書) 著者:岩田正美 出版社:筑摩書房 ジャンル:新書・選書・ブックレット 貧困の戦後史―貧困の「かたち」はどう変わったのか [著]岩田正美 ちょっと反省した。日本の貧困について、私は何を見ていたのだろう、と。 もしかしてあなたも思ってません? 戦後の貧困は復興期から高度経済成長期へと進む中で減少し、バブル崩壊後に増加に転じ、ついに一億総中流社会から格差社会に転落した……。 いやいやいや、貧困はいつもすぐそこに、目に見えるかたちで存在していたのだ。多数の資料とともに本書がたどるのはそうした貧困の「かたち」である。 敗戦直後、最底辺にいたのは焼け跡の「壕舎(ごうしゃ)」で暮らす人々、復員兵を含む身寄りも住まいもない「引揚者(ひきあげしゃ)」、地下道などで寝起きする戦災孤児などの「浮浪児・浮浪者」だった。 1950年代の復興期には失業者