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坪内祐三「昭和の子供だ君たちも」書評 時代の断層に傷ついた者たち|好書好日
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坪内祐三「昭和の子供だ君たちも」書評 時代の断層に傷ついた者たち|好書好日
昭和の子供だ君たちも [著]坪内祐三 「世代」をちゃんと定義した世代論を初めて読んだ気がする。物心... 昭和の子供だ君たちも [著]坪内祐三 「世代」をちゃんと定義した世代論を初めて読んだ気がする。物心つく六歳くらいから成人前後にその目に何を映し、どんな空気を吸ったか。それが世代感覚をつくる。 最初の昭和生まれは、終戦の年に18歳前後。「昭和の子供たち」は、まず「戦争との距離」で世代をはかられることになる。そして、戦争の空位を埋めた「政治(共産主義)」との距離で。その指標が「趣味」「サブカル」に移り、平成へと至る。 時代精神をあぶり出すにあたって、坪内祐三がおそらく本能的にとったアプローチは、「時代の断層に反応すること」だっただろう。たとえ1歳違いでも、あるいは同年の早生まれと遅生まれというだけでも、見える風景が全くちがってしまう切り口が、どんな時代にも存在する。そこを、当人たちの目や声を借りながらあぶり出す。「断層」をさぐり当てる様は、さながらミステリーのようなスリリングさである。 「断層