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「価値を否定された人々」書評 選別の蛮行 遠い過去ではない|好書好日
「価値を否定された人々」 [著]中野智世、木畑和子、梅原秀元、紀愛子 ドイツ現代史の専門家四人が力... 「価値を否定された人々」 [著]中野智世、木畑和子、梅原秀元、紀愛子 ドイツ現代史の専門家四人が力を結集し、最新の成果を元にして本書に描いたのは、ナチスが「価値のない」「価値の低い」と一方的に名指しした人びとを強制断種したり、ガスで殺したり、飢餓になるままにさせたり、亡骸(なきがら)から金歯を取ったりした蛮行の歴史である。健康で健常な体制順応者だけで構成された社会を夢見たナチスの末路だ。 二〇一六年の相模原障害者殺傷事件を思い起こす読者も多いだろう。重度の障害者を生かすために莫大(ばくだい)な費用がかかっていると考えていた殺害者は、自己のためではなく「日本のため」に障害者を殺害した、と取り調べで述べていた。SNSでも彼を支持する声が一定数あったが、これが意味するのは私たちの社会全体がナチスの夢から遠くない証拠だと私は思う。 本書は、エルンスト・プッツキという一人の障害者の、心が搔(か)きむ
2021/12/11 リンク