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ついに完結! 酒見版「普通でない『三国志』」の魅力とは 『泣き虫弱虫諸葛孔明 第伍部』(酒見 賢一) | 稲泉 連 | 書評
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ついに完結! 酒見版「普通でない『三国志』」の魅力とは 『泣き虫弱虫諸葛孔明 第伍部』(酒見 賢一) | 稲泉 連 | 書評
2020.08.17書評 ついに完結! 酒見版「普通でない『三国志』」の魅力とは 文:稲泉 連 (ノンフィクショ... 2020.08.17書評 ついに完結! 酒見版「普通でない『三国志』」の魅力とは 文:稲泉 連 (ノンフィクションライター) 『泣き虫弱虫諸葛孔明 第伍部』(酒見 賢一) 出典 : #文春文庫 ジャンル : #歴史・時代小説 『泣き虫弱虫諸葛孔明 第伍部』(酒見 賢一) ……これにて机を叩くを、さて、終えなん── この最後の一行を読み終え、本をぱたりと閉じる。小さな溜息をひとつ吐き、それから、私は心地よい読後感にしばらく浸った。二〇一七年の夏、酒見版「三国志」の第伍部が世に出てひと月が経とうとしている頃のことである。 厚い本を閉じたまま余韻に身を任せていると、様々な名場面が目に浮かんでは後景に退いていくようだった。 劉備軍団に軍師として祭り上げられ、華々しい初陣を飾った徐庶の迷活躍。市中の人々がミュージカルのようにうたい、翻弄されて殺気立つ劉備たちを孔明(と黄氏)が迎える三顧の礼。その劉備