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「皇軍には戦争神経症がいない」...大ウソでした 『戦争とトラウマ』 | BOOKウォッチ
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「皇軍には戦争神経症がいない」...大ウソでした 『戦争とトラウマ』 | BOOKウォッチ
自衛隊の海外派遣では、かなりの自殺者が出た、心の病を抱えている隊員も少なくない、ということはすで... 自衛隊の海外派遣では、かなりの自殺者が出た、心の病を抱えている隊員も少なくない、ということはすでに報じられている。PKOでも隊員にそれだけの衝撃があるわけだから、本物の戦争なら、もっと大変だろう...。 本書『戦争とトラウマ――不可視化された日本兵の戦争神経症』(吉川弘文館)はアジア・太平洋戦争に参戦した日本軍兵士が、精神的にどのような傷を負ったか、詳細に調べたものだ。これまでもいくつかの研究はあったようだが、こうしたタイトルで、正面から取り組み、本格的にまとめ上げたという点では画期的ではないか。 1万人以上が入院していた 非常に大部な労作だ。なにしろ、300ページ余りの本に「注」が500以上も付いている。広範に先行・関連研究を渉猟し、各方面に目配りした証だろう。著者の中村江里さんは1982年生まれ。一橋大学大学院を経て、同大で特任講師をしている。一橋大には『日本軍兵士――アジア・太平洋戦