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「正気の沙汰ではなかった」“友だち5000人芸人”の肩書を捨てられなかったカラテカ入江(45)の後悔…相方や後輩にキツく当たったことも | 文春オンライン
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手には高級時計、服はハイブランド この頃の僕は高級時計をはじめ、いかにもなハイブランドのファッショ... 手には高級時計、服はハイブランド この頃の僕は高級時計をはじめ、いかにもなハイブランドのファッションに身を包むようになっていた。 有名人と一緒にいて、その人と同じようなファッションをしていると、自分もすごい人になっているような気がした。 有名人とは四六時中、一緒にいることはできないが、ブランド品は一緒にいてくれる。 芸人でいるためには、人脈以外のものが必要だった。カッコ悪い自分を守る鎧のようなものがブランド品だった。 僕は自分に足りないものを自分で補うことを忘れ、人やモノに依存するようになっていた。 芸人でいるためではなく、少しでも自分を優位に立たせたい、大きく見せたいという、歪んだプライドが生み出した発想だったかもしれない。 矢部だけでなく、先輩にも同期にも後輩にも、周りの誰に対しても、スキあらばマウントを取ろうとした。自分のことを認めてほしかった。