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「プーチンの兵士」の阿鼻叫喚 装備は自腹、死傷率5割 | 週刊文春 電子版
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「プーチンの兵士」の阿鼻叫喚 装備は自腹、死傷率5割 | 週刊文春 電子版
〈何のために国民を戦争に送るんだ? 1948年製のヘルメットだと?〉 布がほつれ、青いガムテープで補修... 〈何のために国民を戦争に送るんだ? 1948年製のヘルメットだと?〉 布がほつれ、青いガムテープで補修された防弾チョッキを手にカメラを睨む若者。「動員されたロシア兵らの訴え」とされる写真に付けられたコメントだ。 ウクライナ侵攻の開始から250日が過ぎ、ロシアの劣勢が露(あら)わになってきた。筑波大学名誉教授の中村逸郎氏が話す。 「当初、19万人が動員されたというウクライナ侵攻ですが、実際には15万〜17万人だったという見方があります。このうち少なく見積もっても3割、多くて5割ほどが、既に戦死するか、戦闘できないほどの重傷を負うか、逃げ帰る、投降するなどして、戦場から『消失』したとされる」 兵士の訓練を視察 アメリカ国防総省は、8月の段階で、ロシア軍は7万〜8万人が死傷したとの見方を発表しており、半分近い兵力が戦闘不能であることは間違いないようだ。軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏が語る。 「