降下火山灰の体系的リスク評価に向けて－留意点と課題－ ｜電力中央研究所 報告書

タイトル（和文） 降下火山灰の体系的リスク評価に向けて－留意点と課題－ タイトル（英文） Considerations on comprehensive risk assessment and mitigation planning of volcanic ash-fall. 概要 （図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております） 降下火山灰の特徴，影響事例と対策に関し，火山学・工学・防災科学・社会学の各分野にまたがる文献調査を行い，降下火山灰の影響に対し体系的評価を行い，対策を立案する上での留意点と，定量的予測手法を開発するための課題を明らかにした．影響評価では，細粒粒子が風で再移動することや，火山泥流の発生により，影響の及ぶ地域の拡大，期間の長期化に留意する．また，水に飽和した火山灰は比重が大きいうえに，湿った火山灰は碍子に付着しやすく，導電性を有するため，碍子の絶縁特性が低下し，せん